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                                             豪州よろず亭相互リンクのお願い

オーストラリアの星座(1)                                                         

(1)南半球でも見える星座の見え方
        (シドニーから見える1月の星座)
   南半球に輝く星座は、逆さまに見える。と言うより、北半球に対し、人間が逆さまに立っているため、オリオン座、サソリ座などは逆さまに見えます。
 ただし、北斗七星、大熊座、小熊座、カシオペア座などの北に位置する星座は南半球からは見ることは出来ません。
 南北は違いますが、地球の自転方向は変わらないため、星座も北半球と同じように東から出て、西に沈みます。
(2)南半球で真南を知る方法
 北半球で、北の方角を正確に知りたいときは、北斗七星の柄杓の先やカシオペア座のwの形を利用して、北極星を見つけ出せばよいが、南半球には、天の南極には北極星に該当する星がない。
 そこで、考え出されたのが、南十字星を利用するやり方だ。南十字星のうちの長い一辺、つまりアルファ星とガンマ星を結んで、アルファ星の方向に5倍延長した位置を定める。そのあたりが天の南極となる。
 南の方向がわかれば、後ろが北、左が東、右が西というように、たちどころに方位がわかることとなる。
(3)南半球の代表的な星座
 星座は全部で88星座あるが、そのうち主に南半球だけに見える星座として、36星座あります。
 その中で最も、人気知名度が高いのは南十字座であろう。その他にもケンタウルス座、はえ座、カメレオン座などがあります。
(4)南十字座
ア.星座の特徴
 フランスの天文学者ロワーエが作った新しい星座です。通常南十字星と呼ばれていますが、正確には南十字座です。明るい4個の星(α星、β星、γ星、δ星)をクロスさせて結ぶと十字架に見えるところから命名されました。
 88ある星座のうちでは一番小さい星座ですが、形のまとまりがよく、天の川の中にあって、一目でそれとわかる星座です。
  イ.にせ十字との見分け方


  






  (南十字星)
 ちょっと注意しなければならないのは、すぐ近くに「ニセ十字」と呼ばれるひとまわり大きな十字があることです。この「ニセ十字」と本物を見分けるカギは、南十字星の十字を構成する横軸の左側の星から、さらに左先を辿り、「ケンタウルス座」のα星(リゲル・ケンタウルス)とβ星(ハダル)という明るい星が2つ輝いているのを見つけることです。この明るい2つの星の間隔を2倍ほど延ばすと本物の南十字星に行き当たります。
ウ.日本から見えるか?
 南半球の星座なので日本から見えないかというと北緯27度以南(鹿児島県の与論島以南、東京都の父島以南)では南十字星全体を見ることができます。
 南十字星を構成している4つの星のうちひとつだけ(γ星)なら、山口県や和歌山県南部でも見ることができます。
(5)ケンタウルス座
          (ケンタウルス座)
  ア.星座の特徴
 天の川に沿って並んだ二つの一等星が目印です。α星は-0.27等のリゲル・ケンタウルス(ケンタウルスの足の意)、β星は0.61等のハダル(地面の意)で330光年ケンタウルス座は南十字座を取り巻くように連なっています。一等星のα星は4.3光年の距離にあり地球に最も近い恒星で、全天で3番目に明るい星です。
 α星とβ星を結んで延長すると南十字星にあたることから「サザンポインターズ」と呼ばれています。
イ.星座物語
 上半身が人間で下半身が馬の姿をしたケンタウルス族は、乱暴で人々に嫌われていました。ある日、ケンタウルス族の中でも心優しいフォロスは、怪人ヘルクレスとの酒盛りをしていました。そこに他のケンタウルスたちが押しかけて暴れだしたため、ヘルクレスはケンタウルスたちをヒドラの毒をぬった矢で皆殺しにしてしまいました。仲間たちの埋葬をしていたフォロスでしたが、誤って毒のぬられた矢を自分の足に落としてしまい、フォロスは死んでしまいました。ケンタウルス座はこのフォロスの姿です。
(6)竜骨座
                    (竜骨座)
  ア.星座の特徴
 トレミーの48星座の1つであったアルゴ船座を、フランスの天文学者ラカイユが4分割して作った星座です。
 シリウスに次いで全天で2番目に明るい星「カノープス」を抱く星座です。日本からも限定された地域で見ることができます。
イ.星座物語
 イオルコスの町の王子イアソンは、コルキスの国へ黄金の羊の毛皮を奪いに行くことになりました。
 イアソンはアルゴスに命じて50人も乗ることのできる大きな船を造らせ、アルゴ号と名付けました。イアソンはヘルクレスや双子のカストルとポルックスをはじめとする多くの冒険好きの若者と共に、アルゴ号に乗って出発しました。幾多の大冒険の末、ついにイアソンはコルキスの国に上陸し、黄金の羊の毛皮を手に入れることができました。アルゴ船座はこの大冒険を記念したものです。
(7)コンパス座
        (コンパス座)
  ア.星座の特徴
 コンパス座は、全天88星座中4番目に小さな星座です。円を描くコンパスを かたどった星座で、頂点にある3等星から5度ほどに開いた細長い三角形をしています。
 ケンタウルス座のアルファ星の先にあるため、小さいながら比較的見つけやすい といえるでしょう。
 1750年代にフランスの天文学者ラカーユによって作られました。
イ.見つけ方
 コンパス座は3等星から5等星が細長い三角形を作る小さな星座ですが、見つけ方 は比較的簡単です。
 ケンタウルス座の前足にあたる明るい1等星アルファ星のすぐ先、みなみのさんかく座との間に挟まれた空間を見ると見つかります。
 (8)カメレオン座
         (カメレオン座)
ア.星座の特徴
 熱帯のジャングルに住むトカゲの一種、カメレオンをかたどって16世紀にドイツの天文学者バイエルが作った星座です。4等星や5等星からなる、細長いひし形をした星座で、天の南極に近いところにあるので日本からはまったく見えない4つの星座のひとつです。
 日本の反対側にあるオーストラリアなどでは、1年中南の空で見ることができる周極星となっています。
イ.見つけ方
 南十字星の長いほうの軸を南へ伸ばしていくと、はえ座をはさんで、天の南極近くに細長いひし形を見つけることができます。
 それがカメレオン座です。一番明るい星でも4等星なので、暗く見栄えはしませんが、形がまとまっているので、南半球の星座の中では比較的見つけやすいと思います。

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